初心者でも安心のシステム開発。ホームページ制作。コンピュータやネットワークについてもご相談ください。
イージーオーダ可能なソフトウエアプロダクトです。
奨学金に関する事務処理は類似性が非常に高いのですが、組織の形態や規模によって運用がさまざまで、パッケージソフトはどうしても窮屈過ぎる既製服のようで、我慢して使うか、
少し我慢できる程度にカスタマイズして導入するか、高価でもオーダーメイドして希望通りのシステムを構築するしかありません。
また大きな組織では基幹システムとのデータ連携の必要から、どうしても機能の作り込みが必要になってきます。奨学金システムではカスタマイズが常態化しています。
そのような理由から「すから」はパッケージではなくイージーオーダ可能なソフトウエアプロダクトとして提案することにしました。
弊社は1987年にメインフレーム用に貸与奨学金の収納管理システム開発を受注して以来、さまざまなお客様の奨学金システム開発やシステム運用を受託し、
その経験を通して業務の特殊性を理解しするとともに、奨学金システム独特なソフトウエアを数多く開発してきました。
これらの経験から得た業務知識と、豊富なソフトウエア資産を再利用可能することで、お客様のニーズにぴったりフィットしたシステムのイージーオーダーを可能にしています。
これによりは導入前のお打ち合わせからシステム運用開始までの開発工期の短縮を実現しています。またソフトウエアの再利用によるイージーオーダー方式はゼロから作り上げるよりも 移行がスムーズなことや、運用開始後もシステムの信頼性と安定性が高く、目に見えない運用コストも削減するなど、高い費用対効果をご提供することができると確信しています。
「すから」は大学の公的奨学金の選考事務の省力化を目的に2003年度に「選考機能」部分のみをパッケージソフトとしてリリースしました。
そのバージョンはお客様の選考基準に沿った公的奨学金の選考はもちろんのこと、お客様が運用されている独自の奨学金の選考にもカスタマイズが可能でした。 さらには同時選考を可能にし、定数枠に漏れた人の救済や併用貸与の調整なども実現可能なことが大きな特徴でした。
2007年度に「償還管理」機能をリリースした後は「奨学金管理システム(すから)」のイージーオーダー可能な機能の1つとして 提案させて頂いております。さまざまな奨学金団体や奨学金制度に対応させていただきますのでご相談ください。
出願者の家計の状況や学業成績の考課点を求め、奨学金制度の目的に合わせて家計と学業の評価割合の調整をしたり、 独自のアルゴリズムにより総合的な得点を求め推薦順位を決定しています。
奨学生を最終的に採用決定する場面において使用される資料は、出願書類に添付された調査書と、 家計や学業あるいは総合得点により機械的に順位付けをした何種類かの帳票です。
お客様がパッケージソフトを検討される場合は「帳票サンプル」と現在使用されている帳票の様式とを対比して、 足りない項目を探したり、仕様を確認して変更や追加の要望事項をまとめられることでしょう。 この作業はおそらく非常に時間と手間を必要とし、お客様とってたいへんご負担になることと考えます。 システムを開発する側の立場からしても、情報を相互に往復させることに必要となる時間と手間は非常に負担です。
はじめからお客様が現在使用されている帳票の仕様書と追加要望事項を弊社にご提示いただき、 弊社はその内容をもとに完成品に近いサンプル(プロトタイプ)と費用のお見積書を提示させていただく方法が効率的だと考えています。
選考結果のデータをもとに自動的にコンピュータに奨学生を登録することもできますが、一般的には選考委員会等の最終判定を経てから
コンピュータに採用決定者を登録する事が多く、応急採用など個別に登録するような場合も有り、奨学生登録の機能は独立したものになります。
奨学生登録機の詳細な仕様はシステムの使用目的に大きく左右されます。特に大学などの教育機関向けにはスタンダードがなく個別対応になっています。
奨学金は日本学生支援機構のような大規模な組織から小規模な民間の奨学団体までさまざまな機関によって、
さまざまな内容の奨学金制度が運用されています。また、それぞれの奨学団体は管理する奨学生の人数の大小にかかわらす、
奨学金の支給開始から返還完了までの間には数え上げるときりがないほどの事務処理が存在します。
ところが奨学金制度やその支給対象者によって支給方法や支給期間、あるいは返済条件や返済方法までもさまざまなことから、
奨学金を管理するコンピュータシステムを構築するにはオーダーメードするしか方法が有りませんでした。
弊社においても奨学金を管理するコンピュータシステムをパッケージ化に向けて努力してまいりましたが、
現実には手を加えずに導入できる汎用的なシステムはなかなか実現できませんでした。CD-ROMから簡単にインストールができないソフトは
もはやパッケージとは呼べないので肩身が狭い思いでいっぱいでした。
しかしながらどのような奨学団体あるいは奨学金制度においても、システムの骨格は「奨学金を支給するための機能」「返還金を回収するための機能」
「貸付金としての経理・決算処理機能」「個人情報の管理機能」などで構成され、それぞれの詳細な機能には類似する点が多く存在します。
「償還管理」は過去に作成した類似する機能を部分修正して再利用したり、足りない機能のみを追加するなどして
お客さまのご要望通りのシステムをスピーディにかつリーズナブルに構築するためのソフトウエアプロダクトとして提案しています。
最近の新聞紙上などで奨学金返還の延滞者や回収不能の延滞債権の増加しているといった内容の記事を目にします。期日通りに返還されると事務も簡単なのですが、 奨学金の性格から一般的な貸付金と違って無理な取り立てができません。延滞債権を減らすためには遅滞なく督促をしたり、返還猶制度の周知に努めることや、 転居先住所不明者が発生しないあるいは常に敏速に追跡するような仕組み必要です。 このために弊社の償還管理に関するノウハウを是非お役立てください。
奨学金の支給対象人数少ない場合や1回限りの「一括支給」の場合はシステム化してもあまり効果が期待できませんが、 人数が多い場合は受領確認のための帳票が必要になったり、総合振込依頼書などを作成して一括送金する必要があったりします。 特に「毎月払」や月額を年数回に分けて支給する「隔月払」など継続して奨学金を送金する必要が有る場合はシステム化が どうしても必要になる事でしょう。
今までに以下のような帳票や機能を作成しています。必要な機能に絞って作り込む事ができます。
納付書を発行し所定の金融機関口座に振込してもらう方法あるいは口座振替による回収方法があります。 しかしながら実際の運用では窓口での現金納付・現金書留による送金や一部入金など様々なケースが存在します。 またその取扱いについての運用方針が奨学団体ごとにさまざまです。
返還に関しても以下のような帳票や機能を作成しています。必要な機能に絞って作り込む事ができます。
パソコン1台で運用(またはクライアントパソコン) | |
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Microsoft® Windows®が動作するパソコン | |
OS : | Microsoft® Windows® 7 / 8.1 / 10 |
データベース : | Microsoft® Access ( 2013 / 2016 / 2019 / 2021, 32ビット版) を使用しています。 管理人数が多い場合 はMicrosoft® SQL Server™ を使用します。 |
データベースサーバ | |
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OS : | Microsoft® Windows® Server 2003 / 2008 / 2012 ご要望によりLinux (RedHat) にも対応します。 |
データベース : | Microsoft® SQL Server™ を使用します。 ご要望により Oracle® にも対応します。 |
奨学金管理システム「すから」は奨学金 ( scholarship ) をひらがなで略記したものです。
独立行政法人日本学生支援機構の「スカラネット」あるいは「イクシス」とは一切関係ありませんので、
どうぞお間違いのないようお願いします。
また奨学金管理システム「すから」はプレハブ住宅を注文建築するような感覚でご要望のシステムを イージーオーダーすることができるのが特徴ですが、成果物一切のソフトウエアの著作権は弊社に帰属します。 基本的にソフトウエア使用権許諾契約を締結して頂きます。ただし別途契約によってお客様側で自由に プログラムの改造や追加を行うことを許諾することもできます。
弊社は本ソフトウエアが客様の期待する性能あるいは導入効果についての保証はしません。 また、本ソフトウエアを使用することによって万が一経済的な損失などが生じた場合についても一切の 責任を負いません。詳細につきましては弊社にご確認ください。
奨学金管理システムとして選考機能・支給機能・返還金の収納機能などのコンピュータシステムを紹介していますが これらの機能以外にも必要とされている機能がさまざまに存在するものと考えています。現状ではなかなか紹介できないのですが 大学の学生生活支援部門においては、日本学生支援機構のさまざまな事務処理のために、奨学生の学籍異動を精査し 機構への各種異動報告が遅滞なく行われているかとか、学生と機構との情報の中継をスムーズにするための機能が有れば 非常に重宝されるだろうなと想像し、開発を検討しています。
また奨学生の人数が少なくて手作業、あるいはエクセルなどの簡易ソフト十分だったのが、人数が増えるに従って なんとか機械化ができないか検討されているけれども、システム化のためにのノウハウや、コンピュータに強いスタッフが居ない などとお困りの奨学金団体様もいらっしゃるのではと想像しています。そのような奨学金団体様につきましては 以下のようなサービスの提供もさせて頂きますので、弊社までお問い合わせください。
(サービスの一例)